ファンタジーで恋愛なアニメOVAランキング 6

あにこれの全ユーザーがアニメOVAのファンタジーで恋愛な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月24日の時点で一番のファンタジーで恋愛なアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.4 1 ファンタジーで恋愛なアニメランキング1位
リトルバスターズ!EX(OVA)

2014年1月29日
★★★★☆ 4.0 (317)
2428人が棚に入れました
秘宝を探して迷宮を探索している理樹と沙耶は、地下5階に足を踏み入れた。
沙耶の正体は謎のままだったが、いつしか理樹は彼女を愛おしく思うように
なっていた。
だが、なんとなくいい雰囲気になったふたりの前に、巨大な動く石像が
立ちはだかる!
沙耶は銃を抜き、理樹は知恵を絞って攻略法を考える。
次々と出現するトラップ。
その先には一体何が待っているのだろうか?
最終決戦の場が近づきつつあった―――。
ネタバレ

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

佐々美編完結 猫になった少女の話

あらすじ


ある日学校にノートを忘れた
主人公の直枝理樹が学校に入ると
学校で銃撃音を聞いた直後に
誰かに背後から組み伏せられてしまった

そして背後の相手から
「振り返らず走って正面の出入り口から出ろ」
といわれそのまま従う理樹
しかし銃声を聞き学校に戻ると
さっきの場所に生徒手帳が落ちていた

その生徒手帳には朱鷺戸沙耶と書かれていた
その娘に生徒手帳を返すと
朱鷺戸さんからメールで屋上に呼び出された
そして朱鷺戸さんに屋上から突き落とされるが
真人に助けられ九死に一生を得る

そしてそれからも沙耶に命を狙われ続ける
それを何とか逃げ切る理樹だったが
部屋に戻ると沙耶がいて
沙耶がスパイだということを聞かされ
沙耶から協力を求められる
闇の執行部という謎の影から
逃げるため理樹は沙耶と手を組むことを決める

そして沙耶と協力して隠された地下に行き
隠された秘宝を見つけるための冒険を始める



感想


あらすじというか1話まるごと紹介してしまったが
この地下の冒険というのが沙耶編の主な舞台である

これはリトルバスターズrefrainのDVD/BDに
特典としてついているOVAです

これが観たいがために
僕はBDを買いました!

内容構成は
沙耶編が4話、佐々美が2話、佳奈多が2話
だったと思います


(沙耶編)


これはちゃんと全部見れば
本編との関連性がわかると思う

だから1期と2期を見てから
見てほしいと思う
 
原作をやった時refrainの別れのシーン
以外で一番感動したのが沙耶編だったから
本当にアニメ化は期待してた♪


沙耶編は感動すると思うので
本当に見てほしいです
今のところ沙耶編は3話まで出ています

沙耶編のわからないところなどの
解説は4話すべて出たら書こうと思います


そして一つ言っておきたいのですが
AngelBeatsに似ていると感じる人がいると思いますが
作者は同じ麻枝さんな上に
沙耶編はAngelBeatsを作るきっかけになった物なので
パクリなどではないのでそこの所を理解してほしいです

沙耶編はあと1話なので楽しみです
物語もクライマックスで沙耶編の
真実がとうとう明らかになります



そしてついに4話が
放送というか発売されましたね

リトバスはどのキャラも
可愛くて好きなんですけど
沙耶が一番好きです♪

Key作品だと毎回言ってるんですが
音楽がやっぱり良いですね!
特に沙耶編のSaya's Songは良いですね♪


沙耶編は原作も長くて
まとめるのはとても大変だったと思うのに
結構うまくまとめていると思う
本当なら12話かかってもおかしくない話だと思う


ただ原作のほうがやっぱり
色々細かく描かれており
わかりやすいし感動も大きいので
アニメで興味を持ったら
原作もやってみてほしいと思う

リトルバスターズ!のゲームは
いろんな機種に移植してるので
ゲーム機持ってたらやってみてほしいですね


とりあえず4話で沙耶編は
終了ですがこれからも
佐々美と佳奈多の話があるので
そちらも楽しみです


そしてここからは
カットされてわかりにくい所を
僕なりに解説してみようと思います
これはネタバレになるんで隠しておきます
ちゃんと4話見てから見てください

{netabare} ~

解説といっても
原作でもちゃんと言ってるわけではないので
あくまで僕の考察として参考までに見てほしいです

まずRefrainの方でも
書いたのですが
この世界は人の思いで
できている世界だとゆうこと

そして主に世界を作っているのは
理樹と鈴を除く8人ですが
今回はその世界に
沙耶が紛れ込んでしまったというわけです

沙耶と言ってますが
4話で明かされいたように
本名は「あや」です

朱鷺戸沙耶というのは
彼女が現実世界で父親に連れられて
戦地を巡っていた時に
日本人ボランティアにもらった
って言ってましたが
ゲームだと確か日本人観光客が渡していたような?

そこはまぁ置いておくとして
そこでもらった本というのが
恭介も愛読してる「革命学園スクレボ」です!
多分設定とかはその本のマネをしていると思います
設定にそって完璧に振舞おうとしてますが
途中で天然で奇行に走ったり失敗してしまうのが
彼女の可愛いところであり本当の素の部分なんでしょうね

最初の理樹を殺そうとしてるシーンなんかも
ただ漫画どうりしてるだけで
本気で殺す気はないのです

アニメではわかりにくいですが
あの地下迷宮は沙耶が作ったものだと思います
原作だと最初の仕掛けなんかは
全部偽物で安全だったのですが
途中から本物になって驚くシーンなど
ヒントがあったんですがカットされてます

たぶん沙耶は恭介の計画になかった
イレギュラーな存在で
このままイレギュラーな彼女がいたら
この世界が崩壊するかもしれない・・・
だから恭介は闇の執行部
もとい時風瞬の役になって
沙耶をこの世界から出そうとします

沙耶は何度も死んでいて
何度もダンジョンを繰り返しているのですが
その仕掛け本物の罠は恭介が作っています
ダンジョンは沙耶が作った世界ですが
途中から恭介が明らかに介入しています

でも恭介も彼女が青春を
送ることができなかったのを
知っているので強制的に追い出すことを
しませんでした

わざと沙耶の遊びに付き合って
ラスボスとして立ちはだかったのでしょう
そして最後の彼女の望みも
受け入れたんでしょう


沙耶がなぜこの世界に入ることが
出来たのかこれも謎ですが
家が山奥にあり
沙耶が土砂崩れで死んだのですが
おそらく沙耶が死んだ場所が
理樹たちが死にかけた場所が同じだったから
と思います

死んだ沙耶はおそらく
捜索されたが見つからず
あの場所で生き埋めになったと思います
そして理樹たちが同じ場所で
死にかけてあの世界が作り出されたので
入ることができたのではないかと・・・

そしてなぜ「革命学園スクレボ」と
同じことをしようとしたのか?
それは遊ぶため、恋をするためでしょう
あやは友達も恋人も作れずに
死んでしまったから…

そしてなぜ理樹にしたのか?
これは現実の子供のころに
一緒に遊んでいたためらしい
その時に既に理樹に惹かれていたのでしょう


そしてここからは一番の謎
ラストのシーンの所ですね

まず、なんで沙耶が秘宝を「生物兵器」としたのか。
これは「終わらせるため」ですよね

沙耶自身この世界に居てはいけないと
理解していたのでしょう
でもゲームをクリアしないで投げ出したくはない
(求めていた青春を中途半端な形で終わらせたくはない。
 悔いを残したくない)ため、
途中で自害できない=最後の最後で死ぬために、
その決意が揺るがないために、
「生物兵器」にしたんだと思います。

結局、自害の道を辿るわけですが、
それはゲームをクリア(求めていた青春をやりきった)から
ではないでしょうか。
そのため、悔いを残さないため、理樹と遊んだり
恋をしたりしたんだと思います

そして、「死ぬ」ということは、
虚構世界を「抜け出す」ということです。
虚構世界で死んだ「沙耶」は「あや」になります。
そこに当然肉体は存在しない。
なぜなら、現実世界でも死んでしまっているから。

最後に恭介のいっていた「タイムマシン」とは。
これは、恭介の優しさではないでしょうか。
だからこそ、ただ死んでしまうのではなく、
可能性があるなら、という思いだったんではないでしょうか。
その可能性にかけて「タイムマシン」にしたんではないかな、と

正直、原作を見ている限りでは
沙耶は死んでしまったのでないかと思っていました
原作だとよりそれっぽい表現で描かれていましたし
それに沙耶自身も
「私と出会うルートはBADENDしかないの・・」
と言っていたので最後のシーンは
『沙耶が死ぬ間際に見た夢』
そうだったら良いなという
願いだったのではないかと・・・

だから恭介の言ったことは
その可能性もあるという
優しいウソだったのではないかと
理樹を思いやった言葉だと思っていましたが

アニメの演出をみると
もしかすると本当にタイムマシンにして
時を超えて戻ることが出来たのではないかとも
それは沙耶が元々時を超えて
この世界にやってきているので
そうゆう可能性もあるのではないかと・・・
なんでも出来る世界の話だから
もしかしたら本当に作ることが
出来たのかもしれない


どっちを信じるかは
あなた次第ですが
僕はどうせなら
ハッピーエンドだと信じたいですね
結局真相は明かされてませんし
どう解釈しても自由ですから

というわけで
沙耶編の解説は
一応終わりです

これでもわからなかったら
質問してください

{/netabare}


(佐々美編)


まずは本編の時から随分たつので
笹瀬川佐々美というキャラを
覚えて無い人もいるかもしれないので
紹介から書いてみようと思います


ソフトボール部のエースで4番バッター。
一方的に鈴をライバル視しているが、
鈴からは気に留められていないらしく片想い状態。

気位が高く、「〜ですわ」「ごきげんよう」などといった
お嬢様口調が特徴。いつも取り巻きを連れて行動している。
謙吾に憧れておりアプローチ中だが、
当人は彼女に苦手意識を持っている。

小毬のルームメイトであり、前年度は同じクラスで、
今でも「さーちゃん」と呼ばれている。
周りにはあまり知られないようにしているが、
小動物をかわいがっている。

しかし、猫(特に黒猫)は嫌いらしい。
なお、鈴の髪型が猫の尾をイメージして
デザインされていることとの対比で、
彼女の髪型とリボンは長毛種の猫の耳をイメージしている。
早口言葉のような名前のため、
鈴などによく名前を間違えられている
(佐々美自身も噛んでしまうことがある)



ここから
感想に戻りますが


2話では短くないか?
と思っていたが
元の本編も短めな為か
それほど違和感なく見れた

だがやはり色々な所が
カットされていた為
原作に比べ感動が薄くなっており
残念だった


真人のギャグシーンなんかも
カットされてて残念だった
結構面白くて好きだったんだが

それに佐々美の他のメンバーとの
会話とか可愛い姿とかも
あったんだけどな


あとは謙吾を好きになった理由が
明かされていたんですが
そこもカットされてましたね
結構重要なんですが
時間上仕方ないんですかね…


佐々美が1年の時
先輩にいじめられてユニフォームを
川に捨てられていたのだが
謙吾がそれを届けてくれて
それが理由で惚れるのだが

実はそれを見つけたのは理樹で
ずぶ濡れになりながら
拾い上げたのだが
濡れたまま渡すわけにいかず
着替えるというわけで
謙吾に代わりに届けてもらったのだ


だが原作だと告白シーンがよかったのに
それカットは無いでしょう・・・
あの演出でも分かるんだけどちょっとね・・・

佐々美は好きだからこそこの世界から理樹を帰そうとします。
そして好きだからこそこの世界に戻ってくる理樹。
なんだかんだ言ってアニメでも
このシーンとその後の猫とのシーンは感動した

でも猫の独白がないため
いまいち猫の考え感情が伝わらず
感動が弱くなっていると感じた


酷評気味になったんだが
アニメもそこまで悪くない
ただ原作が良いので
どうしても期待が大きくなってしまう
所為だからだと思う

なんだかんだ
言っても楽しめたし
良かった



ここからは
解説するほどじゃないが
一応説明を書いておきます

{netabare} ~

舞台は2学期の10月後半
本編が終わった後の話ですね
理樹たちが気付いた時には学校は虚構世界の中

それを作り出したのは
佐々美が昔飼っていた黒猫
昔、行方不明になってから
野良猫となりずっと何年もささみを探していた

ついにささみのいる学校に辿り着いた
そしてささみに気付いてもらうべく
ずっと後を着いて回った


そして猫は生き抜きある学校に辿り着きます。
そこで佐々美を見つける猫。でも気がつかない佐々美。
気付いていたかもしれないが
それを認めたくなかった
それは黒猫を残して来てしまった自分を
許せていなかったから
もう黒猫は過去の辛い出来事の象徴になっています



まず恭介は就職活動で居ないんですが
原作だと電話でなんとか
現実世界から連絡をとり
この世界の謎を解くヒントを与えていました

「誰かが見ている夢」が形になったような世界だと。
現実世界の恭介は「今は眠っているはず」と。
現実世界とは時間の流れが違い,実際には一晩の出来事なのか。
鈴と小鞠が夢の中で恭介にこの件を伝えています。
退場者が出るのは異変に気がつくものが出てくると,
世界が維持できなくなるからということです
猫一匹では世界を支えることができないということですね


アニメだとあっさり理解してたが
恭介たちの協力があって
始めて気づけたのだ


それに事情を話していない人も
いつの間にか消えていて
そこもあっさり進みましたが
実は謙吾以外は
すでに気づいて消えています

まず真人と小毬には
事情を説明したんですが
アニメだと真人に話してましたっけ?

それで小毬がいなくなった事で
鈴が心配して鈴にも話して消えていく


姉御は何も接触してないですが
いち早く気づいて
事情を察して消えています
姉御はさすがですね

美魚も影を見たときに
猫の影が濃いことに
気づいてそれで消えます

他のメンバーの所も
カットされていますが
クドとはるかには相談して
それで消えてしまいます

でも寿命が近づいたのか
世界を一人で支えられず
ルールがなくなり
モブのキャラなども
事情を話していないキャラ達も
ほとんど消えてしまい

理樹と佐々美と謙吾以外は
消えてしまう事になる

あとアニメで謙吾は
佐々美の言葉を
聞こえていましたが
原作は確か聞こえていなかったはず


それから黒猫がこの世界を創っていたことに気がつく理樹。
言葉では伝えられないので夢の断片的なイメージで
理樹にメッセージを送っていました。


猫はそれを佐々美に伝えたがっていましたが,
以前の辛い思い出からそれを拒否していました。
それで佐々美は猫に変身するようになっても
その理由に気がついていません。
代わりに猫からのメッセージを受け取る理樹。


そうこうしている内黒猫の寿命がきた
佐々美に気づいて欲しい,
その願いで死の間際にこの世界を創りだしていました。

猫が佐々美と一体化していたことは
美魚が指摘した濃い影に示されていました。
猫が送るメッセージを佐々美が拒否していたため,
それが近くにいた理樹に伝わることに。


しかし一人(一匹)で虚構世界を維持するのは難しい
だからどんどん退場させていった
だがそれも長くは持たず

最後についに猫と再会。
最後の別れの時
やっと黒猫と向き合えて
残された時間を昔のように遊んで過ごす

そして別れの時
猫の夢が叶うことによって
夢は醒め現実世界に
猫を自分の手で弔います。

そしてゲームだとリトルバスターズに
掛け持ちで入部して
そしてエンディングへいったのですが

アニメだと本編の続きということで
佐々美と恋愛にしたくなかったのかも
知れませんね
鈴がいましたし・・
まぁゲームと違うのは
しょうがないですし
別物として楽しみましょう


{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 50

アルカット さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

遂にアニメ完結。本編より面白い。

素直に私はそう感じました。
(半年かかりましたね。ようやく佳奈多ルートまで終了!)


□1~4話まで観て□
 沙耶ルート全4話まで見ましたが、沙耶のキャラが可愛くてしょうがないw
 さて、沙耶といえばOVA等での見切れ芸や、名曲「saya's song」で有名ですが、どんな姿を見せてくれるのでしょうか。

 沙耶ルートだからという事も有りますが、本編よりアクション性がずば抜けて強く、動きが良くて楽しめました。
 見終わったらあなたもきっと沙耶が好きになるでしょう。

残りの佐々美・佳奈多の話も楽しみです。


□5・6話を観て□
 佐々美ルートまで視聴終了。本編では適当な扱いを受けていた佐々美の可愛い一面が垣間見えるキレイなお話でした。猫好きの方は必見(?)。

 私自身、佐々美のキャラ順位は正直低かったのですが、これを観てグググン↑↑っとアップしました♪
 少ない登場人物や、2話と少ない話の中でも上手くまとまったのではないでしょうか? しかし、ねっこねこのぬっこぬこでしたね(笑)

 次は、佳奈多ですね!本編ではストーリーの関係上、結構なツンツンさんでしたが、どうなるか本当に楽しみです。


□7・8話を観て□
 ついに、エクスタシー最終章・佳奈多ルートが完結しました。
本編でも描かれていた、佳奈多とハルちん姉妹の強く固い絆に、観ていてこちらも胸が熱くなりました。
私にも兄がいるのですが、ああいう関係を築けたら最高だなぁと思いました。



~総評~
 沙耶・佐々美・佳奈多、どのルートもそれぞれ良い味を出していて見応えが有りました。
 個人的には、やはり全4話と他よりも2倍楽しめた沙耶ルートが面白かったです。「エンジェルビーツ」風のアクションは、こちらもアニメの世界に入り込んだような感覚が楽しめますねw


 本編1期の、2クールかけての自己紹介で退屈したという方が、リアルでもネットでも多かったのですが、このエクスタシーは間違いない作品だと思います。是非、手持ちに余裕がある方は手に取ってみてはいかが?

投稿 : 2024/12/21
♥ : 11

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

きっとここはこういう事が起きうる世界なんだ・・・

佳奈多、佐々美、沙耶の個別シナリオが描かれた作品です。

全8話


あるテストの前日真人に貸した古文のノートが教室に置いてある

事を聞いた理樹はノートを取りに行く。そこで突然押さえつけられ

校舎の外に出るように言われる。外に出た理樹は変な気がして校舎

に戻ろうとすると銃声が聞こえた。そして校舎戻った所、生徒手帳

が落ちていたのだった・・・


沙耶の個別シナリオ4話、佐々美の個別シナリオ2話、佳奈多の

個別シナリオ2話の全8話構成です。佐々美と佳奈多はEXでヒロイン

に昇格、沙耶はEXでの追加の新ヒロインです。

沙耶シナリオはワクワクするような冒険を繰り返す感じでこのチーム

リトルバスターズがワクワクするような新たな遊びを考え実行していく

感覚と似ている気がして面白かったです。

佐々美シナリオは理樹が恭介らチームリトルバスターズと過ごしてきた

空間にまた違う力が加えられてこの世界ではそれがそんな事が可能なの

かと思う事を実感しその中できっと答えが導けるはずだとこの世界の

神秘の一部に近づいていく感じでした。

佳奈多シナリオは一期で描かれた葉留佳シナリオで少しずつ明かされて

来たこの二人の関係とその家元での関係性が深く絡んでくる感じでした。


曲は佳奈多シナリオのラストでの「Little Busters! -Ecstasy Short Ver.-」

と「Alicemagic -TV animation ver.-」のダブルパンチが一番

心に効きましたw

全体としてなかなか面白かったと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 27

63.4 2 ファンタジーで恋愛なアニメランキング2位
京騒戯画(Webアニメ)

2011年12月10日
★★★★☆ 3.6 (407)
1961人が棚に入れました
京騒戯画はネット配信アニメ。『不思議の国のアリス』をモチーフとして、街のイメージを京都、世界観を国宝として高山寺に伝わる『鳥獣人物戯画』の3つの要素を融合した作品です。ストーリーは「鏡の都キョウトに現実の世界から入ってしまったコトちゃんが、現実の世界に戻るために活動する話となっていますが、アクションあり、ドタバタのコメディありの作品になる予定です

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

待ってました!の痛快カオスティックワンダーランド!(ようつべ、ニコ動で1期、2期とも無料で観れます!)

若干26歳、松本理恵監督が送る待望のオリジナルアニメーション作品!
商業アニメ作品で彼女より若い監督とか少なくともオイラは知りましぇーん^q^
天才です、これはいわゆる(キリッ










妖怪と人間がアッタリまえに暮らしている京都っぽい街並みの異世界、その名も【鏡都】を舞台にハスキーくぎゅう演じるリボンがよく似合う制服少女『コトちゃん』が所狭しと暴れまわるぅ~!!!!!
笹さんのレビュやひげさんのレビュにもありますよう、森見登美彦っぽいとか、ガイナっぽいなってカオスな第一印象を受けます


初キャラデザとなった林祐己を筆頭に優秀なスタッフが集結
いくらなんでも作画クオリティが高過ぎwちょっとビビるwこの先本当に続くのだろうかw










なんらかの理由で鏡都から「家に帰る」方法を探しているコトちゃんと弟たち


彼女達を世話する優しくも厳しい生臭坊主の『明恵』(ただしイケメンに限るっ!


さらに見た目フリフリドレスでセレブな貴婦人なのにその正体は鬼(?)で妖怪の軍勢を従えている『八瀬』
住職なのに大仏型ロボットとメカヲタ少女など科学的な軍勢を従えた『鞍馬』


彼らは明恵と兄姉関係にあるようで、コトちゃんを利用して【とある事】を企てているようですが・・・・・・










いやー><
期待値を遥かに上回る出来の作品!
だって林祐己ですよ!?w
可愛いいいいいじゃねぇぇぇぇぇかぁぁぁぁぁ!!!!!!
今後一体どんなお話が始まるのか!
PCモニターの前でwktk全裸待機しておりまするっ(キリッ


やっぱくぎゅうのハスキーボイスはどんな高級料理にも勝る究極のメニューだーっ!
軽く白飯三杯はイケルな!











今夏からスタートした第2期では1話10分ほどで各キャラクターにスポットを当てたお話を展開するようです
投げっぱだった1期から各キャラを掘り下げる方向へと路線変更したようで、少々説明臭くなってしまったのが個人的には残念でなりません><
監督もお若いことですし、ニコ動文化に浸った一部の輩の言うことなど気にせず、もっと独創性を見せて欲しいところですよ










しかしまあ;バンプレストとのコラボはいいんですけど一番くじの一般販売は未定とかホントにヤル気あるのかお><;
それときゅんキャラが2600円っておまw

投稿 : 2024/12/21
♥ : 35

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

待っていた第2弾をようやく視聴

ネット配信のこのアニメ作品、
不思議の国のアリス、鳥獣人物戯画、そして京都をモチーフに
作られているらしいと聞き、これはぜひ観なくては!と
期待を大に、まずは第1話を視聴。
ちなみに今後も、何話かに渡って?更新されるらしい。

始まって早々、感じたのは静と動のコントラストが鮮やかということ。
原色に彩られたポップな色彩は大正時代っぽいレトロ感もあり、
静寂感のある京都の風景が絶妙にマッチ。
そしてスピード感のある人物達の動きとカメラワークは
まるで万華鏡を手早く回転させているような感覚で、
彼らのハイテンションぶりに目が回りそうだった。
しかも、セリフの言葉遊びもなかなか秀逸。面白い。

きっと何度も観直せば、画面の隅っこや様々なところに
伏線めいた情報もたくさん仕掛けられていそう。

短いカットの中、登場人物をぱっぱと紹介していく。
制服を着た元気いっぱいの女の子 コト。
彼女と行動をともにするやんちゃな感じの双子 阿と吽。
仕事を抜け出して女の人と逢引している色男の僧侶 明恵。
この明恵は、コトや阿吽たちの面倒を見ている親代わりのようで。
そのほかにも、何かの研究室なのか白衣を着たショーコや男性。
腹黒そうで何か大きなギャップを感じさせる住職 鞍馬。
お城のようなお屋敷に住み、レトロなドレスを着た女性 八瀬。
そして、コトとの再会を嬉しそうにしていた謎のコト様。

彼らを見ただけでも、これから何が起きるのかワクワクしてくる。

wikiの情報どおり、舞台は京都らしい街並みや風景。
でもそこは外界から隔離されて時間が止まった京都=鏡都。
人間と妖怪が混沌となった世界でせめぎあう3つの勢力というのは、
おそらく登場人物の中の3人、明恵、八瀬、鞍馬だろうね。
この3人がどうやら「3人会議」なるものを企ている様子。
コトの知らないところで動き出しつつある計画とは何なのだろう。

そしてバースデーケーキに書かれた「コト」とは
鏡都に戻ってきたというコト様なのか。
コトを見てうれしそうに抱きしめていたコト様。
二人のコトの因果関係も気になるところ。

また、アリスの一部をモチーフにしているなら、
自分達の家に帰れなくなったコトと阿吽たちが
追いかけようと話していた黒いうさぎも、
今後何らかの鍵を握っていそう。

ってことは・・・ますます、置いてけぼりを食らわないよう、
しっかり注目していかないとw

とりあえず、つかみはOK~!の第1弾だった。
----------------------------------------
そして、数日前に第2弾を視聴した。

第2弾は3話構成になっており、コト、ショーコ、八瀬を
それぞれの話で主人公にして展開。
EDもまた、3話それぞれ違っていてなかなか良かった。
中でも個人的に気に入ったのは2話。
10分以内の短さなのに見応えがあった。

早くも次回作が待ち遠しい。
あんまり待たされると忘れてしまいそうだよ~

投稿 : 2024/12/21
♥ : 53
ネタバレ

景禎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

我は後世たすからんと云ふ者にあらず。ただ現世に先づあるべきやうにあらんと云ふ者なり

2011年~2012年にWebアニメとして発表されたものに肉付けしてテレビアニメ化した作品。

全10話を通して見ただけでは、ん~・・・よくわからん。でも雰囲気だけは何となく気に入った、というのが率直な感想でした。放送自体は予習編、聖地巡礼(?)編、復習編を加えて13回の放送だったのですが、そういうのを全部見てもやっぱりよくわからん。放送がすべて終わってから、録画もう一度を最初から見直して、やっとぼんやり内容がわかってきた、というのが正直のところです。難解です。

なぜこの作品はこんなにも難解なのでしょうか? 絵は親しみやすく、原色系のファンタジックな画面も美しく、引きは十分なのに・・・

一番の理由は、お話しの構成が時系列、空間系列(て言う言葉ってあるの?)になっていないことだと思います。もう少しわかりやすく言うと、過去と現在、京都と鏡都が、ランダムに出てくるということです。また、同じ出来事を別の登場人物の視点で何度か描きなおしている、というところにも原因があるかと思います。代表的な例で言えば{netabare}親子の別れのところ。ここらへんは明恵上人、鞍馬、八瀬、薬師丸のそれぞれの視点で何度か描かれます。視点が違うので、似て否なるものです。{/netabare}

もう一つの原因は名前の混乱。別の人物に同じ名前がついている。さらには、同じ人物に別の名前がついている。具体的には{netabare}明恵上人の息子である薬師丸が父と同じ明恵と呼ばれる。古都の娘は母親の名と同じ音のコトである。さらに、明恵上人は現代の京都では稲荷と呼ばれている。{/netabare}視聴中の混乱を避けるために、公式Webサイト等の登場人物の説明なんかを参照しながら見ることをお勧めします。

これらの点が、この作品を難解にしている原因ですが、同時に作品の表現上の特徴でもあり、製作者側が一定の効果を狙ってやったものと思われます。なので視聴者側で、それらをじゅうぶんに理解したうえで視聴する必要があります。そうすれば、お話の内容が結構すんなり頭に入って来るようになります。

だいたい、予習編、復習編なんかがあること自体、製作者側もこの作品が難解であることを認識している証拠ですよね。

1回通して見て分からなかった方は、そのへんに注意しながらもう一回最初から見直してみてください。そうすると、この作品の本来の良さに触れることができるようになると思います。

ちなみに、Webアニメとして発表されたものは、テレビアニメ版よりもさらに断片的であるため、テレビ編よりも難解(というか、これで分かるほうが変?)です。これを見てもほとんど理解の助けにはなりません。

ジャンルはアクションファンタジー。SFの要素もあります。歴史の要素や昭和ノスタルジー的要素もあります。主人公明恵(みょうえ)は、絵に描いたものを現実化する能力があり、それゆえに都に住む人々から気味悪がられている、という設定ではじまります。

ちなみに明恵とは、京都の栂尾(「とがのお」と読みます。紅葉の名所、高尾です。)の高山寺というお寺を開いた、実在した歴史上の人物をモデルにしています。高山寺は、日本の漫画文化のルーツとも言われる鳥獣戯画で有名です。

明恵の5人の家族は、ある事情により一緒に住むことができなくなり、明恵、古都は3人の子、薬師丸、鞍馬、八瀬を置いて鏡都を出て行きます。「いつか必ず始まりと終わりを連れてここに帰ってくるよ。」と言い残して。
その後、数百年をかけて家族が復活するまでのお話しです。神や仏や並行世界が登場する、かなり壮大なお話になります。

この作品のテーマは、ひとことで言えば家族の再生です。そのテーマを、時系列、空間系列シャッフルの手法を駆使して、派手なアクションと原色系の幻想的な絵を使って、まるで万華鏡のように見せてくれます。詳しくは、ここで私がごちゃごちゃ説明するより、作品を見て感じてください。

参考までに、私が心に残った台詞。まず、コトの言葉。
{netabare}いつも一緒に夕日見たよね、ご飯たべたよね。そういうのが愛だよ。
つまんないことで喧嘩したり、くだらないことで笑ったり、いつもより5分早く帰ってきたりする、そういうのが愛だよ。
笑ったり、泣いたり、怒ったり、喜んだり、いつも一緒にしてくれたよね。そういうのが愛だよ。{/netabare}

明恵上人の父(コトの祖父)の言葉。
{netabare}いるだけじゃいかんのか? 理由としちゃそれで十分さ。{/netabare}

ところで、現代の京都の場面では、登場人物がスマホを使ったりしているのですが、一方で、町には市電が走っていたり、蒸気機関車が走っていたり、昭和30年代の京都の雰囲気を楽しむことができます。

音楽も秀逸です。OPの「ココ」もGoodですが、EDの「疾走銀河」の雰囲気はわたし的にとっても好みです。BGMもすばらしい。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 28

69.1 3 ファンタジーで恋愛なアニメランキング3位
ロードス島戦記(OVA)

1990年6月1日
★★★★☆ 3.8 (136)
691人が棚に入れました
暗黒皇帝ベルドに率いられたマーモ帝国軍と「至高神ファリス」を奉じる神聖王国ヴァリスを中心とする国々との戦い(英雄戦争)を背景として進む。アラニア王国出身の若き戦士パーンは、亡き父と同じ騎士になる夢を求めて仲間と共に冒険の旅を続けるうちに、英雄戦争の狭間で暗躍する「灰色の魔女」カーラの陰謀に巻き込まれ、「大いなる破壊」を回避するため「光と闇の均等」を説くカーラの言葉に戸惑いつつも誘いを断ってフィアンナ姫を救出し、自らの進むべき道を求めヴァリス王国に向かう。そしてマーモ帝国とヴァリス王国の緊張が高まる中、カーラの考えがロードス島の平和と相容れないものであると悟ったパーンらは、六英雄の一人である大賢者ウォートに助力を求め、遂にカーラの居場所を突き止め魔女に挑む。

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

日本のファンタジーを語る上では外せない作品

自分の人生に最も影響を与えた本です。アニメ、漫画、ラノベ、全てを通して、自分的No.1は、ロードス島戦記の原作です。

人生で初めて読んだラノベ。学校に持ってく本を探していたら、たまたま本屋で安く束売りされてたんで買っただけ。それがまさか、こんな歴史的な名作だったとは(偶然の出会いに感謝)。

エルフは高慢ちきで耳が長く、動きが素早い。なかなか子孫ができない。ドワーフは大酒のみで力が強いが、手先が器用で装飾品などを作るのに適している。

そんな、ファンタジーの「当たり前」を、日本で初めて紹介したのが、このロードス島戦記。(世界初ではない)

日本の国産ファンタジーとしては、シリーズ累計1000万部を超え、「ドラクエ」「FF」と並び、草分け的な作品です。

(TRPG版は)ラノベの老舗、角川スニーカー文庫の初作品でもあります。

まあ、とにかく、偉大な作品ということです。

さて、アニメですが、原作ファンからすると、やっぱり不満は残ります。(尺が限られてるからしょうがないけど)色々カットしてるし。作画と音楽は素晴らしい。作画は、今見れば古くさいですが、同時期の作品の中では高クオリティー。音楽は、いずれも透明感があり、幻想的で、ロードスの世界観をよく現しています。初めてサントラ買っちゃいましたし♪

とにもかくにも、原作小説を読んでほしい。それだけですな。正統ファンタジーとはこうあるべき、という教科書みたいな作品です。

初代ヒロインのディードリットは、歴史上一番可愛いエルフです! それだけでも、観る価値はある(笑)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 32

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

国産ファンタジー路線の元祖的作品ですが

 雑誌コンプティークのテーブルトークRPGのリプレイ記事から生まれた作品ですね。PCゲーム誌なのに袋とじが付いてるという謎雑誌でしたw
私もそのリプレイ記事が面白くて読んでましたけど、別にストーリーがどうのって代物では無い訳です。ゲームのリプレイ記事ですからね~。
テーブルトークRPGって、こういうモノなんだという紹介として面白かったんです。当時はそういうもの扱ってる雑誌と言うとHJ社のタクティクス誌が有りましたが、ちょっとコアな非電源なゲーム好き向けの専門誌でしたから。
 そのリプレイのキャラ使って小説化されたのがコレですが、正直私は序盤しか楽しめなかったです。カーラがウッドチャックに乗り移るとこ迄。

 この作品って、それまでの西洋のファンタジー物の基礎知識、神話や言い伝えと言う物を熟知した原作者が生真面目に日本風にアレンジした日本人への正統派ファンタジーへの誘い的な作品だったと思うんですよね。当時の私ら世代はそういうモノに飢えてた世代ですから、ロードス島戦記と言う小説もアニメも"新しいもの"だったんですよね。
(もちろんガチのヲタは当時でも知ってたでしょうが)
竜が吐くものは炎じゃなくてブレスなんですよ。赤いドラゴンは他のドラゴンに比べて知能は低いんですよ。そういうファンタジーの基本すら私達普通の人達にゃ「へ~ほ~なるほど~!」って時代だから、この作品の価値は高かったんではないかなと。
ファンタジー物と言う言葉を免罪符にして好き勝手に都合よくアレンジした作品では無いが故、多分今見るとさほど面白くない。西洋の古典ファンタジーこそ正とする生真面目な作品ですので、今の若い方は見てもさほど面白くないと思います。
でも、当時間違いなく価値のあった作品であった事は疑いようも無い事実ですので、日本製ファンタジー物アニメの過去の検証という視点で参考に見られるのは宜しいんじゃないかと。



因みに私は同じ当時のコンプティークからの作品なら「ラプラスの魔」の方が俄然面白いと思いますが、アレはアニメにすらならなかったですね。残念(汗)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 7

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

アニメの角川の原点

ものすっごい制作費を投じて豪華スタッフで作った逸品。
角川スニーカー、角川アニメといえばロードスである。
あとガンダムが朝日から移籍してきたんだよね。
スニーカー文庫はこの2作品のイメージ。

OVA全盛期で高い値段で出しても儲けが出た時代、作品の人気がものすごかった。
原作の発表は85年とずいぶんと昔になる。
指輪物語、D&Dをリスペクトしており、
日本だけでなく世界中のファンタジー、RPGのテンプレートになったんで有名な作品です。エルフの耳がああなったのはディードリットのせい。

肝心のアニメですが絵はきれい、話もそのままなんですが、
ケツから勧善懲悪にされてしまっているのが非常に腹立たしい。
ガンダムも角川だし好きだし、それに習ってか原作は勧善懲悪ではない。
ネタ元の指輪物語との最大の違いなんです。
暗黒神と邪神、がいても、その名は善側からの呼び名。本当に司るは自由の神と破壊の神。悪とは、邪悪とはなんなのかというのが大きなテーマのひとつ。破壊は創造の母であり、私欲は人間の生きる原動力ではないか?律されず自由に生きるのは人として当たり前の行動ではないか?という問いが読者に投げかけられます。
そこだけが非常に気に食わない作品です。
作者のほうからネタバラシしてあったそうですが・・
実際に水野さんも苦言を呈しています。なにテーマ変えてんだと。
まぁ作者が遅筆なのもいけないww。
原因は当時『完結してないから』なんですw
あの頃はみんな遅かったけどクオリティは良かった。
いまは消費ペースはやいから大変だね・・・。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 12

63.8 4 ファンタジーで恋愛なアニメランキング4位
星界の戦旗 III(OVA)

2005年8月26日
★★★★☆ 3.7 (58)
323人が棚に入れました
「狩人」作戦終了で、戦況は一時膠着し、二人はジントの故郷にして3ヵ国連合から帝国が奪還したハイド伯国(旧:ハイド星系)へと向かうが、待っていたのはとても好意的とは言えぬ歓迎であった。一方、星界軍は未だ帝国に帰順しないハイド星系における戦略級演習を企画する。そしてついに、ジントは育ての親にして現・ハイド星系首相ティル・コリントと再会する。しかし、ティルの出した答えは…。

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

星界の短編

今作は、ジントの故郷ハイド伯国と新設第1蹂躙戦隊の話となります。
全2話と短いため、ストーリーはあっさりしており、戦闘もありません。
ジントのラフィールへの思いが、ノスタルジーとともに描かれています。

ラフィールがジントにべったりなのが笑えます。
ラフィールがデレデレになりつつあります。

操縦時のエクリュアの豹変が面白いです。

今作で本シリーズは終了。
もっとみたいなあ。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 18

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

アニメはここで一区切り

星界シリーズ4作目。
現在アニメ化されているのは、本作で最後になります。
星界の戦旗Ⅱのその後のお話ですが、星界の戦旗Ⅲは2話しかありませんので、戦局的に大きな事件もあまりありません。
(原作ではそれなりに盛り上がったエピソードらしいですが、アニメは戦闘部分を大幅カットしたそうです)
主人公、ジントにとっては人生の大事件ですが・・・


ストーリーは、ジントの故郷にまつわる話です。
一応はアーヴ貴族という立場でありながら、決して幸福とはいえない生い立ちのジントですが、このお話でも哀しい目に合います。
基本的に穏やかな性格で、怒ったり泣いたりという感情をあまり現さない性質の彼ですが、悲惨な境遇を「仕方ないな」というような困った表情で、受け入れているように見えるのが痛々しい。
皮肉なことに、そんな試練がより一層ラフィールとの絆を深めているのですが。


あまり戦闘シーンはありませんが、星界軍の面々の粋な会話劇は健在。
部下への叱責や激励の言葉のひとつとっても、なんともまぁ、いちいち文学的でカッコイイ。
やっぱり、本作はこうでなくっちゃ!です。

シリーズのファンの方、締めくくる意味でも是非ごらんください。
前作をご覧になっていない方は「星界の紋章」から、ね。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8

ひごもっこす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

シリーズとしては最高

軽い恋愛話もあるけど、主題は種族間の長~い争い。

ライトノベル原作ですが、基本設定がしっかりしています。

SFものにありがちな距離を無視した通信や物理的な移動に時間がかかる設定。

かの『銀〇英〇伝〇』ですらかなり怪しいところがあるけど、このシリーズはそれが無い。


情報伝達は限られているし、亜空間(平面宇宙)を介した通信を使ったとしてもその伝達容量は非常に限られている。
しかも双方向通信ではなく電文形式の片方通信というところがマニアック。
実世界の通信も本当はこんな感じですから。


また主人公の乗艦がチート級に強い訳ではなく、単なる量産艦に乗艦、戦闘。
ま、主人公の身分が普通じゃないので、そういった意味ではチートなんですが。

明らかに玄人向けファンタジーSFです。

小説はゆっくりですがまだ執筆が続いていますが、最後まで読めるのか俺。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

65.7 5 ファンタジーで恋愛なアニメランキング5位
幻夢戦記レダ(OVA)

1985年3月1日
★★★★☆ 3.7 (33)
138人が棚に入れました
朝霧 陽子(あさぎり ようこ)は、17歳のごく普通の女子高校生。彼女には一途に憧れ続けている男子がいた。想いを告げられぬままの1年5ヶ月に決着を付けるべく、自らの想いを込めたピアノ曲を完成させ、カセットテープに録音する。 そして、ヘッドホンステレオでその曲を聴きながら、いつもすれ違うだけだった並木道で彼に声を掛けようとする陽子だったが、結局できないまますれ違い、肩を落とす。すると次の瞬間、陽子は突然異様な空間に飛ばされてしまう。そこは異次元世界アシャンティで、陽子はレダのハートを狙う総統・ゼルによって引き込まれたのだった。見知らぬ生き物が徘徊する森の中、陽子は世界を旅する犬・リンガムと出会い、自分が異世界に来たことを知る。もと居た世界へ帰りたいと願う陽子は、自作の曲が帰るためのカギであることに気付くが、いきなり襲いかかってきたゼルの兵士たちによってヘッドホンステレオを奪われ、さらに命を狙われる。

声優・キャラクター
鶴ひろみ、池田秀一、坂本千夏

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

これがビキニアーマーか

美人でスタイルの良い女子高校生が、今は亡きウォークマンとともに異世界へ。
なぜか露出度の高い衣装を着用し、レダの戦士となって戦います。

登場人物は数人と一匹、尺も短いので、ストーリーは至ってシンプル。
巨大な花に包まれて変身。
異形の兵器群登場。
果ては、可変戦闘機を用いたロボットアニメ。
と、様々な趣向で楽しませてくれます。

食事でおびき寄せるとか古典的。
蜃気楼を意識してか、高層ビル群がさかさま。
等、やや的外れな感じが懐古的です。

ED曲が意外とよい。
昭和な歌謡曲チックで、気が遠くなりそうです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 21
ネタバレ

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

犬が喋ってなにがわるいU^ェ^U

カナメプロダクション制作。

女性主人公が異世界「アシャンティ」に飛ばされる。
今じゃあんまり珍しくない設定ですね。
でもこの頃のアニメでは結構珍しい設定でした。

金田作画の影響が多大にあるので、前作の『BIRTH』(バース)よろしくヒカリまくりますね。
いのまたむつみのキャラクターデザインが可愛い。主人公の朝霧 陽子はこの頃の有名ヒロインでした。
女性キャラクターの布面積が少なく、ビキニサイズの布に肩当てという古き良きスタイルです。
{netabare}
冒頭の並木道が光で飛んでる場面が、日本というよりヨーロッパでありそうですね。
現実世界から逃避したい陽子の色あせた世界という表現だったのでしょうか。
遠くにあるビル群が結構適当で、雑だなあと思った気がします。
異世界に飛ぶ表現がまだ確立してない時代なので、特殊なエフェクト入れてましたね。地面溶けて沈むって(笑
{/netabare}
異世界に行ってからは、OVAシリーズらしく背景動画やヌルヌル動く戦闘シーン、
巨大建造物の細かい背景など、作画にこだわってます。

シナリオや雰囲気も少女漫画チックな爽やかさが全編通してあり、
とにかく女の子の可愛さを魅せることに徹底していて、嫌味がないです。

内容というより、作画や女性キャラの描写のこだわりを楽しむのが
メインで、正当なOVA作品だと言えます。
ここから戦う女性主人公の作品いっぱい作られましたね^^

鶴ひろみさん、だいすきでした。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 9
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

往年のビキニアーマー戦士に会いたくて……

先日発売された4KリマスターBlu-ray買っちゃいました♪

80年代半ば頃から90年代にかけて、
二次元世界では数多くのビキニアーマー美女戦士が活躍していました。

ビキニアーマーは何も本作みたいに、
マニア向けOVAに登場するお姉さんだけではなく、
一部の一般子供向けコンテンツの女の子にも浸透していたように思います。

実際、私とビキニアーマー戦士との初遭遇は、
アニメ『ドラゴンボール』のチチ(幼少期)でしたし。
当時ゲームショップに行くと、『ドラクエ3』パッケージ裏の女戦士を始め、
ビキニアーマー戦士のビジュアルがやたら目に付いた記憶があります。

ビキニアーマー戦士と言うのも、何とも摩訶不思議な存在で、
各種ハプニングシーンや恋愛、ラブコメ展開には恥じらうクセに、
己の際どい装備にはさほど恥じらわずw
堂々と胸を張り、その身一つで世界を救う戦いに挑んでいく……。

これは幼い頃の私が、女の子は露出することでパワーを発揮するなどと、
勘違いしても、仕方ありませんねw


そんな私にとって、本作主人公の朝霧 陽子は、
日本におけるビキニアーマー戦士の源流を形成したレジェンドとして、
一度、相まみえてみたかったヒロイン。

けど、映像ソフトのプレミア化などに阻まれて中々機会がなくて……。
今回のBlu-rayリマスター企画は千載一遇の好機でした。


とは言え、ただビキニアーマーと言うだけで、諭吉一枚差し出すほど、
尊氏の守銭の砦は脆くはありませんw

ダメ押しとなったのは、本作キャラクターデザインが、いのまたむつみ氏だったから。

いのまた氏と言えば、個人的に筋肉の造形が素晴らしいと尊敬しているイラストレーター。
特に脇腹!脇腹が良いんですよ~♪

後のゲーム『テイルズオブデスティニー』(PS)の筋肉担当・コングマン辺りの、
ムキムキに割れてる腹筋を描くのは当たり前として、
いのまた氏の場合は華奢な美少年や可憐な美少女。
一見して筋肉無さそうなキャラの腹も、決して寸胴みたいにスンナリ描かず、
ちゃんと内側に筋肉があることを意識して、くびれを描き込んでくる。

今回のリマスター企画で書き下ろされたジャケットサンプルの陽子の腹を眺めていて
かつて小説『宇宙皇子』の挿絵で描かれた美少年が見せた上半身裸体の肉体美を目の当たりにして、
筋肉に関するフェチズムに目覚めた宿命を思い出しましたw

いのまた氏は還暦間近になっても、肉体描写は衰えないなぁ~。
特典でアートブックも付くのか~。と密林で色めき立っている内に、
私の右手は、自動的に購入ボタンをポチっていましたw


とは言え、いくらキャラデザが頑張っても、
アニメーターが意図を汲まなければ意味がありません。
が、本作は作画監督も、いのまた氏、御自らが務めているので、問題ありません。

ビキニアーマー戦士のボディーラインや肢体の躍動感が、
好センスのアングル、作画構成で見事に表現されていました。
陽子の脇腹には確かに筋肉と夢が詰まっていましたw


ストーリーもある朝、告白に躊躇してしまったヒロインが、
召喚された異世界で戦い抜くことで、自らの心の弱さに向き合い、
元の世界で、幸せを掴むためのほんの少し勇気、成長を見せるのか?
と言う王道展開。

そんなメインテーマを“レダの心臓”即ち、
{netabare}ヒロインが意中の彼に告白するために、
作曲、録音したピアノ曲の収録テープが入ったカセットウォークマン。{/netabare}
と言うキーアイテムを活用し、異世界の危機と、揺れる乙女心を同列に語ることで、
王道を盤石にしていく脚本、演出が実にいじらしいです。

相変わらずヒロインは、恋には時めき恥じらうクセに、
異世界での大胆な露出には恥じらわずw
“レダ”のパワーか何かで、各種武器、乗り物の超人的な運用も、
学習なしで適応してしまうテンポの良さ。

朝霧 陽子は、まごうこと無きビキニアーマー戦士でした♪


ビキニアーマーだけでなく、ヒロインが冒険する、、
奇怪な生物が巣くう荒涼としたファンタジー世界と、
過ぎ去りし文明の機械、可変対応のビークル、飛空艇、巨大ロボ、空中要塞の異様。
CV池田 秀一氏の狂気を孕んだラスボスの言動。
異世界へ誘う、鷺巣 詩郎氏の高揚感溢れる劇伴。

80年代、気鋭の若手スタッフらによる“魅せたい”
アニメファンの“観たい”がギッシリ詰まった……。
OVA黄金期の解放区としての気風が存分に感じられる快作です♪

投稿 : 2024/12/21
♥ : 21

58.3 6 ファンタジーで恋愛なアニメランキング6位
蒼い海のトリスティア(OVA)

2004年4月23日
★★★★☆ 3.3 (16)
86人が棚に入れました
人気PCゲームのオリジナル・アニメーション。
かつて海上の一大交易拠点として繁栄を誇り「海の宝石」と讃えられていた海上移動都市トリスティアは、11年前に発生したドラゴンの襲撃を転機にさびれる一方であった。
街の人々はかつての繁栄を取り戻すべく、伝説の古代文明であるパシアテ文明の技術「Eテクノロジー」を復活させた稀代の天才発明家(工房士)であるプロスペロ・フランカに街の再建を依頼するが、トリスティアへ派遣されたのはプロスペロの孫娘であるナノカ・フランカであった。
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

爽やかな雰囲気の少女奮闘記

一般向けPCゲーム‘Deep-Blueシリーズ’の内の一つをOVA化したもの。一般向けということで露骨なエロもグロもなく安心して見られる作品でした。

あらすじ
{netabare}
かつては繁栄していた海上移動都市「トリスティア」だったが、今は見るも寂しい廃れようであった。
街の人々はこの現状を打破すべく、稀代の天才工房士プロスペロ・フランカに街の再興を依頼するが、やってきたのはプロスぺロの孫娘ナノカ・フランカであった。
天才の血を継ぐだけの才能をもつがまだまだ半人前なナノカは、幾度も失敗で街を騒がせながらも復興のため発明に精を出す。
{/netabare}


原作のゲームの方はけっこうなボリュームがありそうですが、このOVAは全2話1時間ほどのものでストーリーのバッググラウンドを理解するのは難しいです。そもそもファンディスク的なもの・・・?


ギャルゲー(男性向けPCゲーム)という割には、主人公はナノカという女の子で周りを囲むキャラクターも女の子ばかり。恋愛が絡むような男性キャラクターは出てこなかったのでイメージと異なっていました。

他の工房士(発明家のようなもの)と発明コンテストで競い合ったり、ピンチのときには助け合ったり、成長をテーマにした物語のように思えます。


海に囲まれた海上都市が舞台だけあって、とても綺麗な世界が広がっています。作画も綺麗でおだやかな雰囲気漂うトリスティアは癒しの空間。

途中シリアスな展開も入ってきますが、それでも暗くはならずむしろ熱い気持ちにさせてくれるので不快なものではありませんでした。


肝心のナノカちゃんの発明品ですが、ゴーレムと言いつつ完全にロボットだったのは驚きましたね(笑)
ゴーレムって泥人形のようなものかと思ったら機械仕掛けで空まで飛ぶので、端から見れば完全にロボットアニメでした。
そしてナノカちゃんのゴーレムであるテンザンはさながらジャイアントロボのような従順さ、寡黙さ。
○○ダムのような地上戦や空中戦のクオリティは意外にも高く、ロボット好きにも満足できる代物かもしれません。


ほぼ女の子しか出てこないので萌える目的で見ても楽しめると思います。
ただちょっと懐かしい感じの美少女で、10年前の作品だということを考慮すればの話ですが。
すっごく可愛い!ってほど気合いの入ったキャラクターではないけれど、ゆるい素朴な可愛さに癒される程度の萌えではあります。


EDテーマもまさに素朴な可愛さで良かったです。
制作会社は「まなびストレート!」「ニニンがシノブ伝」などのユーフォ―テーブルで、この頃の同社のEDはクレイアニメを使ったユニークな映像が多かったんですね。
見ていてとても癒されます。手作り感に溢れていて優しい感じがします。



短いのでストーリー的な満足度は低くなりますが、キャラクターの外面だけで売らずに作品の魅力を伝えていこうとする気概は感じられました。
粗製乱造のOVAの中では丁寧な一品だと思います。
爽やかな気分を感じたい方にお勧めです。



蛇足
{netabare}
今では「フェイト」で凄いかっこいいキャラを演じている川澄綾子さんの気の抜けるような演技が聴けるのはある意味貴重・・・いやでも「かのこん」とかあるのでそう珍しくもなかったですね(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

ネロラッシュ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ゲームの蒼いシリーズ

原作 都市経営型シミュレーションゲームの蒼いシリーズ。
かつて繁栄していたのに災害、戦争などで荒廃してしまった街を再生する内容でしたが、このOVAは天才発明家のナノカに挑んでくる帝都のバナビアとのゴーレム対決。

もうゴーレムではなく、スーパーロボットじゃん!でかっこいいし、バトルも最高です。

この異世界ファンタジー、ロボット、魔法少女要素もありつつ、萌え満載の内容は、たった2話だけというのは物足りなくて、TVシリーズでがっつりと観たかった作品である。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1
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